施工管理アプリは電子機器が苦手な年配の方でも使いやすい?

公開日:2022/11/15   最終更新日:2022/12/15

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施工管理アプリは電子機器が苦手な年配の方でも使うことはできるのでしょうか?アプリを使うには、一般的には電子機器が得意な方がよいでしょう。そんななか、電子機器が苦手な年配の方でも使えるのが「施工管理アプリ」です。今回は、電子機器が苦手な年配の方でも使いやすい施工管理アプリについてご紹介します。

施工管理アプリは3つのタイプに分けられる

施工管理アプリは3つのタイプに分けられます。それぞれ詳しくご紹介します。

①オールラウンダータイプ

1つ目は「オールラウンダータイプ」です。オールラウンダータイプとは、業種・現場を問わず使用できる施工管理アプリのことです。搭載されている機能も多く、あらゆる業種・現場に対応しています。

また、ユーザビリティが高く、使いやすく設計されています。オールラウンダータイプは、電子機器が苦手な年配の方でも使いやすい施工管理アプリです。

➁機能特化型タイプ

2つ目は「機能特化型タイプ」です。機能特化型タイプとは、特定の業種・現場に特化して開発された施工管理アプリです。基本的に業者の方から、アプリ開発会社に開発を依頼されています。

大手住宅メーカーの量産型の現場用などに採用されています。特定の業種・現場に特化しているので、ほかの業種・現場では逆に使いにくい施工管理アプリです。

➂フリーソフトタイプ

3つ目は「フリーソフトタイプ」です。フリーソフトタイプとは、インターネット上にある無料・無償で使える施工管理アプリです。簡易的なソフトで、基本機能は無料で使えます。

保存する容量が大きくなったり、共有するユーザー数が増えたり、使えるスペックを増やすと課金されることもあります。フリーソフトタイプは、電子機器が苦手な年配の方でも使いやすい施工管理アプリです。

施工管理アプリを導入することで得られるメリット

施工管理アプリを導入すると、どんなメリットを得ることができるのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。

①工事の全体像が見えるようになる

1つ目のメリットは「工事の全体像が見えるようになる」ことです。自社で、エクセルなどで施工管理をしていると、すべての項目はバラバラに作られます。ところが、施工管理アプリを導入すると、一括で管理できます。そのため、工事の全体像が俯瞰的に見えるようになります。

➁業務を効率化できる

2つ目のメリットは「業務を効率化できる」ことです。施工管理アプリには、効率がよくなるフォーマットが使われています。そのため、普通に使っているだけで、業務を効率化できます。

➂ムダな労働時間をカットできる

3つ目のメリットは「ムダな労働時間をカットできる」ことです。これまで現場監督だけが、現場管理をしていました。ところが、施工管理アプリを導入すると、現場の職人でも現場管理のサポートをできます。

現場監督は会社にいながら現場管理を総合的に管理できます。そのため、現場監督はいちいち現場に行く必要がなくなり、ムダな労働時間を大幅にカットできます。

④施主・協力会社との連携がスムーズにできる

4つ目のメリットは「施主・協力会社との連携がスムーズにできる」ことです。施工管理アプリを導入すると、必要な工事情報を瞬時に取り出すことができ、データの共有を施工管理アプリ上でできます。

そのため、意思の疎通が簡単に行えます。結果施主・協力会社との連携がしやすくなり、面倒な打ち合わせもスムーズに行うことができます。

施工管理アプリを選ぶときのポイント

施工管理アプリを選ぶ時には、どんなポイントに気を付ければよいのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。

①自社の業種に最適なアプリを選ぶ

1つ目のポイントは「自社の業種に最適なアプリを選ぶ」ことです。施工管理アプリには、いろんなものがあります。見た目で選ぶのではなく、中身をよく調べて自社の業種に最適な施工管理アプリを選びましょう。

➁使いやすさで選ぶ

2つ目のポイントは「使いやすさで選ぶ」ことです。施工管理アプリの中には、機能が多過ぎて正直使いにくいものもあります。できるだけ複雑でなく、直感的に操作ができる使いやすい施工管理アプリを選びましょう。

➂サポートの充実度で選ぶ

3つ目のポイントは「サポートの充実度で選ぶ」ことです。施工管理アプリのなかには、価格は安くても、サポートに力を入れていないものもあります。サポート面が弱いと、もしもの時はユーザーだけでは対処できないこともあります。若干価格が上がっても、サポートの充実している施工管理アプリを選びましょう。

④ユーザーが多いアプリを選ぶ

4つ目のポイントは「ユーザーが多いアプリを選ぶ」ことです。ユーザーが多いということは、それだけ多くの人・会社が使ってきた実績があるということです。

そのため、導入しても失敗する確率が小さくなります。できるだけユーザーが多い施工管理アプリを選ぶことをおすすめします。

まとめ

今回は、電子機器が苦手な年配の方でも使いやすい施工管理アプリについてご紹介しました。一般的に施工管理アプリは、オールラウンダータイプ・フリーソフトタイプは初心者でも使いやすく設計されています。また、パソコンやスマホが苦手な年配の方でも、ストレスなく使うことができます。もし、不安な時はサポート体制が充実しているもの、ユーザー数が多いもの、QAが多い施工管理アプリを使うことをおすすめします。安心して使うことができます。本記事が施工管理アプリを使いたい電子機器が苦手な年配の方に届けば幸いです。

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